バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は21日、「レバンガ北海道」とホームの豊橋市総合体育館で対戦、兪龍海選手らが活躍し102対78で圧勝した。4連勝で今季成績を19勝4敗とし、中地区首位をキープした。
この日は吉井裕鷹選手をコンディション不良で欠く中、湧川颯斗選手が前節に続き先発した。
三遠は序盤から主導権を握り、佐々木隆成選手は素早いドライブでゴールへ切り込み、第1クオーター(Q)だけで11得点。第2Qはデイビッド・ヌワバ、津屋一球、大浦颯太の3選手が3点シュート(3P)を決めて22点差で折り返した。
第3Qから、北海道のドワイト・ラモス選手に3連続で3Pを決められたが、大浦選手が深い位置から終了時のブザービートの3Pを決めて流れを引き戻した。
佐々木選手はチーム最多の23得点、ヌワバ選手が20得点。守備で存在感を示した兪龍海選手が自己最多の9得点でチームの連勝に貢献した。
大野篤史ヘッドコーチは愈選手の活躍に「思っていたことを実際にできると証明した。プロ入り後の成長が見えた」と評した。さらに「今後も続けてくれると思う。日頃から『おまえが諦めない限り、俺も諦めないよ』とは伝えている」とさらなる成長に期待した。
愈選手は「大物選手が多い中、どうアピールするかを考えてきた。コーチからは、ディフェンスの頑張りがオフェンスの成果につながると助言を受けている。今後もハードなディフェンスが続けられるかが肝心だ」と気持ちを新たにした。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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