豊橋市は20日、日本経済新聞社と日経BP「日経xwomen(クロスウーマン)」による「共働き子育てしやすい街ランキング2024」で、全国8位になったと発表した。2022年、23年は3位だった。
2015年から毎年続く調査で10周年。人口20万人以上の180自治体を対象に「子育て支援に関する制度に関する調査」を実施、155自治体から回答を得た。それを元にランキングを決める。
クロスウーマンのサイトによると、今年は出産直後の母子をサポートする産後ケアへの取り組みや、保育料の無償化、ICT(情報通信技術)導入などによる手続きの効率化なども調査した。また自治体のダイバーシティ(多様性)推進の取り組みにも注目し、「自治体の首長部局に勤務する正規職員における女性割合」「議会の女性議員割合」を評価項目に加え、合計得点(100点満点)で総合ランキングを作った。
トップは神戸市で82点を獲得。2位は宇都宮市で79点。3位は77点で東京都の板橋区、豊島区、福生市、千葉県松戸市が並んだ。
豊橋市は札幌市、静岡市、豊田市と並んで73点。評価ポイントとして、「市独自に低所得世帯の第1子の保育料と所得制限なく第2子以降の保育料の無償化」「今年4月時点の待機児童が0人」「国の基準を上回る人数の保育士配置」などに代表される保育環境の充実▽「夏休み限定の児童クラブ開設」「のびるんdeスクール」の放課後教育▽「所得制限なく1歳未満の乳児がいる全家庭に、家事代行サービスが一回500円で6回利用できるクーポンを配布」「市独自に生後3カ月前後に地域の民生・児童委員と主任児童委員が身近な相談相手として家庭訪問」など乳児家庭への支援▽働きやすい職場環境づくり―を挙げた。
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1967年三重県生まれ。名古屋大学卒業後、毎日新聞社入社。編集デスク、学生新聞編集長を経て2020年退社。同年東愛知新聞入社、こよなく猫を愛し、地域猫活動の普及のための記事を数多く手掛ける。他に先の大戦に詳しい。遠距離通勤中。
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