優秀な乳牛を選ぶ「第44回県ホルスタイン共進会」で、新城市作手田原の「大東牧場」で飼育する「イーストファームドロリッチアーロン」が最優秀の「農林水産大臣賞」に輝いた。23日、経営者の森富士樹さん(45)と妻智子さん(44)が下江洋行市長に受賞を報告した。
共進会は11月10日、岡崎市の県畜産総合センターであった。月齢と経産、未経産の10部門で競った。「アーロン」は第9部(経産牛4歳以上~5歳未満)に出場した。体型や乳房の形などが評価され、他の部門を合わせた全39頭の中から最優秀の成績を収めた。
大東牧場は約150頭を飼育し、アーロンは一日約55㍑の搾乳量がある。出荷後は「農協牛乳」の一部になるという。「市内の酪農家はかつて30軒以上あったのが現在は5軒以下に減っている。今年は最優秀を獲得できてうれしい」と述べた。
下江市長は「明るい話題でうれしい。おめでとう」とたたえた。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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