新城作手の大東牧場の乳牛が県共進会最優秀賞の栄誉

2024/12/24 00:00(公開)
バナーを持つ森さん㊨と、智子さん=新城市役所で

 優秀な乳牛を選ぶ「第44回県ホルスタイン共進会」で、新城市作手田原の「大東牧場」で飼育する「イーストファームドロリッチアーロン」が最優秀の「農林水産大臣賞」に輝いた。23日、経営者の森富士樹さん(45)と妻智子さん(44)が下江洋行市長に受賞を報告した。

 

 共進会は11月10日、岡崎市の県畜産総合センターであった。月齢と経産、未経産の10部門で競った。「アーロン」は第9部(経産牛4歳以上~5歳未満)に出場した。体型や乳房の形などが評価され、他の部門を合わせた全39頭の中から最優秀の成績を収めた。

 

 大東牧場は約150頭を飼育し、アーロンは一日約55㍑の搾乳量がある。出荷後は「農協牛乳」の一部になるという。「市内の酪農家はかつて30軒以上あったのが現在は5軒以下に減っている。今年は最優秀を獲得できてうれしい」と述べた。

 

 下江市長は「明るい話題でうれしい。おめでとう」とたたえた。

農林水産大臣賞を受賞した「イーストファームドロリッチアーロン」(提供)
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。

安藤聡

浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。

最新記事

日付で探す

さわらび会 藤城建設 住まいLOVE不動産 虹の森 蒲郡信用金庫 光生会 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国