画像操作による肌の明るさの周波数が強調されると、潤いや乾燥の変化を可視化する手がかりとなることが、豊橋技術科学大学と九州大、ピアス中央研究所の研究チームの研究で分かった。
共同研究では、どのような画像操作をすると肌の視覚的潤い感が変化するかを心理と物理の実験で検証した。グループの検証によると、肌の明るさによって像に鋭い変化が生じることで、視覚的に潤い感が減ることが分かった。
顔の皮膚が血流量などで変わるように、肌は観察されるヒトの印象や健康状態を視覚情報として反映する。一方、どのような視覚的な手がかりで肌の潤いや乾燥を認識するかは、ほとんど知られていなかったという。
研究チームの実験ではヒトの顔やほほ、眉の画像に加え、画像の明るさ情報を操作した刺激による画像の変化を元に、肌の潤い感の違いを可視化した。
研究に参加した豊橋技科大情報・知能工学専攻の長谷川友哉さん博士後期課程1年)は「潤いの増加に関する視覚的手がかりは未解明で、さらに検証の必要がある」と展望を説明した。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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