豊橋市動物愛護センターのクラファン 目標額を上回る寄付集まる

2025/01/10 00:00(公開)
豊橋市動物愛護センターの完成予想図(提供)

 豊橋市中野町に今秋開所予定の「市動物愛護センター(仮称)」について、市の建設費を賄おうと募ったクラウドファンディング(CF)の寄付が目標額を超えた。市によると6日現在、目標額の500万円を上回る725万円が集まった。

 

 寄付は昨年10月16日から1月13日まで、ふるさと納税専門サイト「ふるさとチョイス」でCFを募っている。集まった寄付金はセンターの建設費や備品購入費の一部に充てるという。

 

 市保健所によると、6日現在の受付件数は市内39件を含む51件(窓口受付含む)だった。昨年度も同時期にCFで協力を募り、市内243件を含む448件で総額約1290万円と目標の1100万円を上回った

 

 長坂尚登市長は定例記者会見で「今秋に開所する施設に活用させていただく」と感謝した。市保健衛生課は「2年目の寄付は目標達成が難しいと聞いていた。センターの整備に市内外から期待が寄せられていると分かった」と述べた。

 

 センターは同市中野町の「市保健所・保健センター」(ほいっぷ)の隣接地で7月完成、秋の開所を目指している。犬や猫など負傷した動物を受け入れる設備のほか、住宅の居室を模したモデルルームなどもある。

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加藤広宣

愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。

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