新城市は19日、「新城消防祭」を桜淵公園いこいの広場で開いた。市消防本部の隊員らが間近で訓練を披露した。
新型コロナウイルス禍前まであった「消防出初式」「消防団観閲式」「消防防災フェスタ」の三つを、2023年度から「新城消防祭」に1本化した。消防職員による実行委員会が企画運営した。
消防関係の仕事を知ってもらおうと「緊急出没訓練」があった。会場を訪れた人が病気や事故、火災に遭ったという3種類を想定を用意。来場者が心肺蘇生とAED(自動体外式除細動器)を使って救急隊員に引き継ぐことや、救助隊員が火災現場に突入する姿を披露した。
レスキュー隊員の訓練を体験できる「ちびっこレンジャー」や25㍍はしご車の試乗、起震車体験など七つのブースを設けた。子どもたちが挑戦した。
オープニングでは消防隊員や消防団員ら233人と消防車両など14台による行進を披露したほか、名古屋市消防航空隊による防災ヘリコプターのデモ飛行もあった。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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