本宮山登山の出発点にある豊川市上長山町の「ウォーキングセンター」のトイレが故障し、昨年末から使えなくなっている。最速で今月末までに復旧する見通しという。
浄化槽内の汚物をかき混ぜるための装置が故障していることが、昨年12月25日の定期検査で分かり、使えないようにした。年末年始の休みがあったため、交換するための部品の納入が遅れており、1カ月ほどトイレが使えない状況が続いている。中に入れないよう、立ち入り禁止のビニールテープを入り口に張り巡らせたほか通路に柵を置いた。近くの手取山公園のトイレの利用を呼び掛ける。
ここのトイレは、男性用、女性用、多目的用がある。主に本宮山登山をする人が、登山前と下山後に利用する。登山を定期的にする女性は、「トイレが使えなくなってから、登山道から少し入った茂みに、ティッシュが目立つようになった」と危惧。短い期間であっても仮設トイレの設置を希望する。
担当の商工観光課では、仮設トイレについては「年末年始なので業者が休みになってしまい設置までに時間がかかる。1カ月程度で復旧するので設置しなかった」と説明する。復旧については、部品が月末に入荷する見通しで、早ければ今月末に使えるようになるという。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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