【三遠ネオフェニックス】立ち上がりの課題克服で渋谷に連勝、ヌワバ選手がチーム最多の17得点

2025/01/26 21:43(公開)
ゴールを決めるヌワバ選手=豊橋市総合体育館で

 バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は26日、「サンロッカーズ渋谷」とホームの豊橋市総合体育館で対戦し、76対64で今節2連勝した。昨年12月からの連勝を12に伸ばし、27勝4敗で中地区首位をキープした。

 

 三遠は第1クオーター(Q)、湧川颯斗選手やデイビッド・ヌワバ選手が得点を重ね、20対14で終える。第2Qは立て続けに3Pを決められるが、大浦颯太、湧川の両選手が3Pで応戦し、43対31で折り返す。

 

 第3Qは積極的な守備からつかんだ相手のターンオーバーを確実に得点に結びつけ、64対50と点差を広げた。第4Qはロースコアの展開が続いたが、三遠が12点差で逃げ切った。

 

 ヌワバ選手がチーム最多の17得点、佐々木隆成選手が15得点、デイビッド・ダジンスキー選手が12得点、ヤンテ・メイテン選手が10得点と続いた。湧川選手が10得点、自己最多に迫る7リバウンドと攻守で活躍した。

 

 第1戦は長身選手をそろえる渋谷に、試合開始から7点を先取された。この日は10得点11リバウンドで調子が上向だった長身のウィリアムス・ニカ選手を先発起用するなどローテーションを見直した。大野篤史ヘッドコーチ(HC)は「ペースが遅いなかでも、自分たちのディフェンスからオフェンスにつなげていくことを40分間我慢強くやり続けたおかげで勝利できた」と分析した。

 

 攻守で活躍したヌワバ選手は「試合の入りに課題が残った昨日の反省を生かし、第1Qからアグレッシブにエナジーを持って取り組めたと思う」と振り返った。

 

 次戦は29日、豊橋で「ファイティングイーグルス名古屋」と対戦する。

 

3Pを放つ佐々木選手
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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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