豊橋市藤並町の写真家、八木祥光さんによる写真展「GHOST 妖怪-三途の川を里がえり」が、東京都新宿区の「OM SYSTEM GALLERY」で開かれている。3日まで。
国内外の自然や美しい花などを撮影、各地で発表を続け、指導者としても活躍してきた。知人の勧めで東京での個展を計画し、半年前から準備を進めた。
テーマは「妖怪」。過去、何度も足を運んで撮影した佐久島の「タービダイト」を色調を強くしてプリントしたものの中から、動物などに見える作品を大判パネルで出展した。タービダイトとは、海岸線で見られる砂岩と泥岩の重なった地層。普段は海中にあるが、干潮時に姿を現す。八木さんはその不思議な光景に魅了され、遠近さまざまな角度で撮り続けてきた。
それらの画像を加工することで油絵で描いた抽象画のような雰囲気の作品に仕上げた。鮮やかで複雑な色彩と自然の作り出す造形美に囲まれた、非日常の空間が楽しめる。
期間中は八木さんが在廊。作品のほか、タービダイトの写真を収めた蛇腹式の写真集2冊も閲覧できる。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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