企業の生産性向上に役立つとされる生成AIについて学ぶ活用研修プログラムが3日、豊川市の医療用食品・加工食品製造「トーアス」の穂ノ原工場で開かれた。
豊川市、豊川商工会議所、豊川信用金庫がトーアスと一緒に、県の実施する「アイチコクリエーションスタートアッププログラム」に、豊川エリアチームとして参加。AIを活用して地域課題の解決に向けたビジネス創出を目指す名古屋市のスタートアップ企業「ファースト・オートメーション」と開催した。
この日は生成AIの基礎講座などがあった。ファースト・オートメーションの伊藤雅也社長らが、「生成AIは、導入コストが低く、さまざまな事ができるので、中小企業にこそ適している」と解説。
「使い方によっては各企業独自の生成AIに育てることができる。情報流出のリスクは、クラウドを使っても、それほど大きくならない」などと述べた。
また「オープンAI、グーグル、マイクロソフトなど、さまざまな企業の生成AIがありますが、能力に大きな差はない。使う企業の好みで選べばよい」と話した。
トーアスの岡本篤志社長は「文書の作成だけでなく、資料も作れる能力があることが分かった。いろいろな分野で効率化につなげるために活用したい」と述べた。
購読残数: / 本
1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
週間ランキング
豊橋で「夜店」始まる 豊川のプリオにロピア初出店へ 【豊鉄バス】初の外国籍路線バス運転士、中国出身の鈴木さんデビュー 【三遠ネオフェニックス】CS準決勝で琉球に敗戦、初の決勝進出ならず マケイン第8巻発売、聖地の「精文館書店本店」に長蛇の列 マケインのベスト定規、豊橋発の地元コラボ 【豊橋新アリーナ】反対派市民団体が住民投票条例可決受け勉強会 「運動は自由」も公選法影響 【三遠ネオフェニックス】2度の延長戦も・・・琉球に惜敗 CS準決勝は第3戦へ 桜丘高卒業のバスケ選手2人が米国へ 田原で猫の虐待か、薬品をかけられたか日付で探す