3月3日の「耳の日」を前に、豊橋市総合福祉センター「あいトピア」で、豊橋難聴者・中途失聴者協会と豊橋要約筆記サークル「すくり~ん」は「耳マーク」の啓発展を始めた。
音が耳に入る様子を図案化し、聞こえが不自由なことや聴覚障害者への配慮などを示す緑色のマーク。外見で気づきにくい障害を知らせ、情報伝達に役立てる。病院や役所、金融機関、福祉機関などでの表示は増えているが、今後も広い周知が必要だという。
これまで両者は毎年「耳の日」にちなんで街頭啓発に取り組んできたが、新型コロナウイルス禍で中断。3年前からは展示会に切り替えている。
会場では、全日本難聴者・中途失聴者団体連合会で作った「耳マーク」啓発ポスターをはじめ、マークの説明、「すくり~ん」の活動をパネル展示したほか、啓発チラシを置いた。県難聴・中途失聴者協会の飯室俊夫さんは「耳マークの意味を理解してほしい。近年高齢者難聴が増え、認知症のリスクが高いことが問題となっている。展示を通し補聴器装用の重要性を知ってほしい」と話す。
3月1日まで。問い合わせは市社会福祉協議会(0532・52・1111)へ。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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