美しい色文様のついたガラス玉「とんぼ玉」を展示即売する「杉浦興子ガラス工芸とんぼ玉展」が、豊橋市花園町の應通寺で開かれている。長年とんぼ玉の研究や制作、後進の指導に尽力する豊橋市曙町のガラス工芸作家、杉浦興子さんの作品展。3月2日まで。
年1回、新作披露や生徒の発表など兼ねて開く展示。今回はネックレスやピアス、帯留めなど上品に輝くとんぼ玉作品約1800点を並べた。
花や動物などを題材に新作を発表しており、今回は「フクロウ・ミミズク」がテーマ。また、会期に合わせて夫婦びなのとんぼ玉も用意した。フクロウコレクターの長男の影響を受け、「知恵の象徴」で「不苦労」などの当て字がある縁起物のフクロウを以前から作品化したかったという。
昨年好評だった暗所で光る「蓄光玉」、ガーネットやアメジストなど原石とのアレンジ作品、古代復元玉なども展示。さまざまな技法を紹介するコーナーなどもある。
「展示を始めて30年以上。念願のフクロウ玉が発表できた。いろんな技法を見てほしい」と杉浦さん。会場では2教室で技術を学ぶ生徒7人の力作も展示販売。期間中は製作実演のほか、先着200人に記念品も進呈している。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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