受刑者逃走を想定して訓練 豊橋刑務支所と豊橋署

2025/03/08 00:00(公開)
脱走犯の身柄を確保した署員=豊橋公園で

 名古屋刑務所豊橋刑務支所と豊橋署は7日、受刑者が逃走したという想定の訓練に取り組んだ。2018年4月に松山刑務所であった脱走事件を踏まえ、職員と署員12人らが初動対応などを確認した。

 

 速やかに脱走犯の身柄を確保して市民の二次被害を防ぎ、刑務所と警察の連携を深める。女性受刑者が刑務所外で清掃活動中に、監視の目を盗んで逃走したという想定で始まった。

 

 訓練では刑務所が110番して豊橋署員が到着。受刑者の人相や服装、逃走経路などを伝え、職員とともに捜索した。職員は逃走事案が起こった旨を市に伝えた。

 

 開始約1時間後、豊橋公園内の「三の丸会館」近くで受刑者を見たとの目撃情報を元に、駆けつけた署員2人が取り押さえた。その後、現場に到着した刑務支所職員に身柄を引き渡した。

 

 刑務支所の小川隆司さんは「実際の捜索は難航すると思う。捜査機関との連携や情報共有の精度を高めていきたい」と話した。

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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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