フリースクール「Door+(ドアプラス)」が豊橋市三ノ輪町に開校した。代表の伊藤臣子さんは「扉を開いて出かける先に選択肢を増やしたい」と名前の由来を語った。
自身の息子が不登校になった経験がある。「うちの子が行きたいようなフリースクールがなかった。自分がやりたいことを落ち着いてできるような、一人でも安心して通えるようなフリースクールがほしいと思っていた」と振り返る。
不登校の原因はさまざまだ。「目的や目標をかなえるには努力が必要。でも、心が疲れていると努力する力は湧かない。だから何もせずに過ごしてもいい環境がいる。勉強したければ勉強し、何もしたくなければ何もしなくていい環境を作りたいと思った」と設立の動機を語った。
自宅2階を改装。本棚を置いた廊下があり、静かに読書できる。開室日は午前10時から午後4時まで。いつ来ても、帰っても自由。午前中は遊んだりのんびり過ごしたりし、午後は自習したり休憩したりする。近くの「三ノ輪ゴルフ」でゴルフの練習もできる。伊藤さんは小学校で授業のサポートをしたり、息子に勉強を教えた経験を生かし、ニックネーム「たまちゃん」として、もう一人のスタッフの「ウィライ」さんと一緒に子どもたちを支援する。
小中学生が対象。入会金無料。月1回前払いで、いつでも利用できるフリーは4万3000円、週3回は3万2000円、週1回は1万4000円。すべて税込み。2週間の無料体験期間がある。詳細は面談などで。ドアプラスのホームページには問い合わせフォームもある。
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1988年生まれ。三重県津市出身。
地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。
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