地図とコンパスを手にチェックポイントを巡るスポーツ「オリエンテーリング」の「第6回アジアジュニア・ユース選手権(AsJYOC)」が27日、設楽町などで開幕した。日本、中国、香港、台湾、韓国から12~20歳の145人が参加した。
森林が多い土地を生かして2020年に「オリエンテーリングのまち」としてイベントを続けてPRしてきた。国際大会の誘致を進め23年にAsJYOCの開催地に選ばれた。
この日は、新城市内の新城総合公園を会場にスプリント競技があった。選手は園内に設けられたチェックポイントを巡った。男女別で14歳、16歳、18歳、20歳の各部門があり、男子16歳は名古屋市の東海中学3年の西川稜真さんが、女子16歳は兵庫県宝塚市の小学6年石井百花さんが、女子20歳は早稲田大学の佐々木結佳さんが優勝した。
設楽町田口の奥三河総合センターで表彰式の後、開会式があった。土屋浩町長は「町村合併から20年の節目に国際大会が開催できることは大きな誇りです」とあいさつした。アトラクションでは名倉地区に伝わる「貝津田の棒の手」が披露された。
28日にはレストデーで選手や町民の交流イベントを開く。29~30日に「つぐ高原グリーンパーク」で男女混合の「スプリントリレー」や個人中距離の「ミドル・ディスタンス」がある。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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