新城市作手清岳の原田みつ子さん(76)は、これまで「フェイスブック」に投稿してきた詩と絵画をまとめた小冊子「小さなアトリエ」を自費出版した。
元小学校教諭で、1992年度1~2年生に設置された生活科の副教材「せいかつかノート」をはじめ、児童文学作家鈴木喜代春さんの作品の挿絵を担当した。
フェイスブックでは2022年から絵画と詩を投稿を続けた。水彩や色鉛筆、パステル、切り絵など206点に。原画はファイル6冊になった。詩は観劇の感想、旅先の思い出、新城市内の風土など好きなテーマで書いた。「フェイスブックは夫が楽しくやりとりしていたので私もと始めた。画家や小説家と友達になって評価してくれたのがうれしかった」と話す。
そんな中、次男の康司さん(44)が本の出版を提案。初期に発表した約50編を選び、インターネットを通じて出版にこぎつけた。「知っている出版社がなくなったので手立てがなかった。次男や夫の後押しのおかげです」と語った。
A5判、125㌻。作品をはじめ、夫と2人の息子の感想も掲載した。注文はインターネットのみ。電子書籍とペーパーバックがある。検索は「小さなアトリエ みつ子」。税込み1650円(税込み)。送料別。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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