豊橋の「さくらピア」で防災タイム

2025/09/17 00:00(公開)
避難訓練に参加する利用者

 豊橋市障害者福祉会館「さくらピア」は2日から14日まで、恒例の「防災タイム」を設けた。会合や各種講座などで期間中に館を利用した全員が避難訓練を体験、避難経路などを再確認した。

 

 施設は豊橋障害者(児)団体連合協議会が運営。毎秋、防災の体験会や学習会を開くほか、10年前から9月の2週間を「防災タイム」として館内の避難経路などの安全を職員と利用者が一緒に考えている。9回目の今年は延べ約450人が参加。慣れている人もいるが、毎年一定数の初参加者がおり、訓練は欠かせない。

 

 毎日午前11時半、午後2時45分、同8時に訓練放送を流す。利用者は職員の誘導なしで、活動中の部屋から避難経路を確認しながら1階ロビーに移動する。スムーズに避難できるようにするととともに、移動中に気付いたことを職員に報告して今後に生かす。今回も補修が必要な箇所の指摘があり、早速対応したという。

 

 さくらピアでは26日に「減災学習」を開くため、訓練後には事前アンケート調査も実施。災害時のスマホ活用などについて質問に答えていた。

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田中博子

 愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。

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