食や農業の分野で地域の挑戦的な取り組みをたたえる「東三河フードクリエイターアワード」が19日夜、豊橋市の「ホテルアークリッシュ豊橋」で開かれ、地域で活動するクリエイター6人が事業構想を競った。JAひまわり職員の佐藤光さんが大賞に選ばれた。
JAの青果課に勤める佐藤さんは、SNSの情報発信者が集うプラットフォームを発案した。仕事を通じて情報発信が苦手な農家に接し、発信が得意なクリエーターの視点で各農家の取り組みなどを紹介。SNS上のインフルエンサーや消費者をつなぐ機能を整えたいと提案した。
大賞には賞金10万円のほか副賞として、提案事業に対しサーラグループ企業による半年間の伴走支援が受けられる特典が与えられた。佐藤さんは「東三河には魅力的な農家はたくさんいる。もっと生産者にスポットを当てる取り組みで、さらに地域の農業を盛り上げたい」と意気込んだ。
アワードは19日に開幕した「東三河フードデイズ」のイベントとして開かれた。ほかに「アグリトラスト」「リードル」「衣笠屋」「えがおのたね」「チロルの農園」の代表者らが事業構想を提案した。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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