ワールドサーフィンリーグ公認「クオリファイシリーズ6000」の国際競技会「BILLABONG TAHARA PRO」が21日、田原市赤羽根町の太平洋ロングビーチで6日間の日程を終えた。男女とも準決勝と決勝を行い、男子はオーストラリアのケイレブ・タンクレッド選手、女子は日本の中塩佳那選手が優勝した。
この日は終日1㍍を下回る波を考慮し、競技開始時刻を午前7時と大幅に早めた。決勝は35分間で試技は無制限、もっとも得点が高い2回の合計点を競った。
男子はタンクレット選手がより少ないライディングチャンスで9・60点にまとめ、アリスター・レジナート選手との同国対決を制した。女子は中塩、鈴木莉珠の両日本選手対決。中塩選手が7・83で鈴木選手の7・37をわずかに上回った。
市内在住で日本在住の都築虹帆選手がラウンド32で惜しくも敗退。親友の中塩選手のライディングを同じ市内の岩瀬裕哉選手と見守り、優勝が決まると2人で担ぎ上げて喜びを分かち合った。
中塩選手は「波が少ないので序盤5~10分で決めようと思った。高得点が出そうなグーフィー(右前足)に切り替えたのがよかった」と振り返った。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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