豊橋市立津田小学校で、児童が通路や壁面にチョークで自由に絵を描く「チョークアート」の体験会が開かれた。児童の放課後の学び場「のびるんdeスクール」の一環。
講師を務める市内の日本画家、髙木基恵さんが発案した。普段はコンクール向けに絵を描いているというが「絵の自由さ、楽しさや、路上アートのマナーなどを知ってもらいたい」と初めてチョークアートに挑戦した。
白いチョークと青や赤など12色のアートチョークを用意。1年生から4年生の13人が、体育館とプールの間の通路と壁面の一部に動物の絵やスイーツ、風景など、自分の好きな絵をのびのびと描いた。子どもたちの楽しそうな様子に、見ていた教諭らが飛び入り参加する場面も。
「線が少し曲がったけど楽しい」と子どもたち。絵は完成後に水で消して元通りにした。「楽しく描くのが本来のアート。またぜひ挑戦したい」と髙木さんは話していた。
購読残数: / 本
愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
週間ランキング
日付で探す