豊橋南高校出身の小川大輝選手、スポーツの日イベントで実演 世界陸上東京大会400m障害に出場

2025/10/13 00:00(公開)
障害の飛び越え方を実演する小川選手=豊橋市まちなか広場で

 「スポーツの日」(10月13日)にちなみ、豊橋市スポーツ協会主催の「とよはしスポーツフェス」が同日、豊橋市まちなか広場であった。県立豊橋南高校出身で「東京世界陸上」400㍍障害に出場した小川大輝選手(22)がトークセッションで登壇。障害を飛び越える際の動作も実演し、子どもたちは真剣なまなざしで見つめていた。

 

 小川選手は、高校時代の恩師で同校陸上部顧問の黒田昭夫さんとトークイベントに登場した。高校時代の思い出を振り返り、進学先の話題に。高校と大学の先輩で、1600㍍リレーに出場した吉津拓歩選手(27)に憧れ、「吉津さんを追いかけ東洋大に進んだ」と明かすと、黒田さんは「日体大を勧めたのだが」と笑いを誘った。

小川選手㊧と黒田監督が登壇

 後半は障害の歩数の合わせ方を実演指導。「外国人選手は13歩だが自分は14歩。前半遅れる分、自分なりに試行錯誤してスピードを上げる練習をやってきた」と解説した。世界陸上では予選落ちしたが、来秋のアジア大会では「出場権を得て、強豪は多いが決勝進出を狙いたい」と誓う。最後に「最初から陸上が好きなわけではなかった。やってみることが大事」と呼び掛けた。

 

 豊橋ふるさと大使で大相撲藤島部屋の山分親方の講演のほか、「ポッチャ」やボールをスティックで穴に入れるゲーム「スカットボール」などの体験もあった。

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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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