「幸せの四つ葉のクローバー発祥の地」でまちおこしを展開する田原市伊良湖町の恋路ケ浜で24日、地元事業者団体「伊良湖岬観光協議会」がクロバーを育てるモニュメントを再整備した。観光客らが摘み取ったり、夏の暑さと潮風で傷んだりした場所に苗を植え替えて来春以降の行楽シーズンに備えた。
協議会では恋路ケ浜一帯を「恋人伝説の地」としてPRしている。伊良湖地区のシロツメクサが四つ葉以上の株に育つことが分かり、2014年に協議会が株を植え戻したモニュメントを「発祥の地」として維持管理を続けている。
この日は協議会の6人が参加した。海岸に面して傷みの激しい南側の古株を取り除き、葉の形や模様など異なる4種類の苗25株を補植した。併せて土にマグネシウムを含む肥料を混ぜ、周囲に敷く玉石はきれいに水洗いした。植え替えたクローバーは来年3~6月に最盛期を迎える。
協議会によると今夏は特に気温が高く、残暑が長引いた影響で傷みが激しかった。会員が朝晩の水やりを欠かさず、強い日差しを遮るための日除け対策にも気を配ったという。
高橋一将会長は「最近は、四つ葉のクロバーを目的に来てくれる観光客が増えた。適切な管理に努め、来春以降の観光シーズンに備えたい」と述べた。
購読残数: / 本
愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
週間ランキング
新城市でツキノワグマ出没 「浜松湖西豊橋道路」二川地区の大部分をトンネル構造に 豊橋市が計画素案の説明会 はつらつ豊橋「一日長」 豊橋中央の高橋大喜地さんにも委嘱 愛知御津駅にロイヤルエクスプレス停車 沿線5市が特産品などPR ホームは物産展の様相 三遠、西地区首位・長崎に逆転負け 大野HC、若手の成長評価 「ファイトするように」 豊橋中央高の松井蓮太朗選手、巨人と仮契約 背番号は「006 」 「日本のために戦うような選手に」 【インタビュー】「童貞絶滅列島」作者の川崎順平さん「胸を張って生きられる社会に」 豊橋の「ながら・加藤建築」棟梁の加藤さんが東京庵豊川店の水車を修復へ 豊橋市役所で「市民の日」式典 三河港が東海地方初となる特定利用港湾に|県が指定受け入れを国へ伝達日付で探す