県内初の本格的アウトレットモール「三井アウトレットパーク岡崎」が、岡崎市本宿地区に4日、グランドオープンする。東三河からのアクセスも良く、多くの来場者が見込まれる。
敷地面積15万8400平方㍍、店舗棟は鉄骨2階建て延べ4万9800平方㍍。全180店のうち、32店がアウトレット日本初出店。35店が中京圏初出店。食関連の店舗が45店と充実しており、これはアウトレット施設として日本一の店舗数になる。
ハイブランドの店は少ないが、カジュアル系やスポーツブランドが充実している。「ウィゴー」「エドウイン」「ギャップ」「トミーヒルフィガー」「ポロ」「ラコステ」「ニューバランス」「プーマ」「メレル」などが出店する。食関連では、「北京飯店」「矢場とん」「焼肉安萬」「暴れん坊チキン」など。生鮮を扱う店も入る。
最大の特徴は緑豊かな公園型施設「オカザキマーケット」(4200平方㍍)を併設していること。ドッグランや遊具がある。夜間は光と音と水のショー「マジックアワー」も行われる。
年間売上高は300億円、年間来場客数は800万人を見込む。パートを含め約2000人の雇用を生んだ。三井不動産が土地を購入し、施設を建設した。同社にとって14カ所目のアウトレットモールで、売上高300億円は真ん中より少し上という。近隣では三重県のジャズドリーム長島があり昨年度の売上高は610億円だった。商圏は10~15㌔で年に数回の来場者を入れれば30㌔と見込む。
同社の若林瑞穂常務は「10年以上前に構想が生まれた。三井不動産のノウハウを結集し、販売だけでなく、体験価値を高めるよう工夫した。何度でも訪れたくなる施設です」とPRした。
物販は午前10時~午後8時、フードコートは午前10時半~午後9時、飲食は午前11時~午後9時。駐車場は約3800台。名鉄本宿駅から徒歩13分。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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