豊橋陸軍墓地で清掃奉仕活動 現役自衛隊員ら約120人参加

2025/11/03 00:00(公開)
墓地の清掃奉仕に汗を流す参加者ら=豊橋陸軍墓地で
墓地の清掃奉仕に汗を流す参加者ら=豊橋陸軍墓地で

 豊橋市東田町の豊橋陸軍墓地で2日、有志の呼び掛けによる清掃奉仕活動があった。市民や現役自衛隊員を含む約120人が参加し、墓碑やその周辺をきれいにした。

 

 有志でつくる「豊橋陸軍墓地清掃奉仕会」が呼び掛け、隊友会員や豊川駐屯地の隊員らが参加した。6年前から駐屯地の隊員も加わった。

 

 この日は墓碑をたわしで磨き、周辺の草刈りや木々の枝打ちなどに汗を流した。清掃後に供花台で慰霊式も開き、参加団体代表らが献花して戦没者の霊を慰めた。

 

 清掃奉仕会の古山由晴代表は「豊橋市が軍都だった記憶は市民の記憶から薄れつつある。現在の平和は墓地に眠る多くの戦没者らのおかげだ。奉仕活動を通じて後世に伝えたい」と述べた。

 

 豊橋陸軍墓地は1885年設置、2年後に現在地へ移設された。旧陸軍将校や下士官、一般兵の墓標などがある。

続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。

加藤広宣

愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。

最新記事

日付で探す

光生会 住まいLOVE不動産 さわらび会 虹の森 藤城建設 蒲郡信用金庫
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国