「浜松湖西豊橋道路」二川地区の大部分をトンネル構造に 豊橋市が計画素案の説明会

2025/11/17 00:00(公開)
浜松湖西豊橋道路の説明を聞く地域の人=二川小学校で
浜松湖西豊橋道路の説明を聞く地域の人=二川小学校で

 豊橋市は16日、「浜松湖西豊橋道路」の都市計画素案説明会を市立二川小学校で開催した。約300人が参加した。

 

 東名・新東名高速道路、三遠南信道、国道23号などと一体となり、三遠地域の社会経済活動を支える重要な広域幹線道路と位置づけられている。

 

 整備によるメリットとして、三河港の物流機能強化、広域交流促進による地域活性化、大規模災害時の救急救命・物資輸送の強化が挙げられる。通過交通が分離されることで、生活道路の安全性向上や市内渋滞の緩和にも寄与する。

 

 説明会には市や県、国土交通省中部地方整備局名四国道事務所の職員が出席した。盛り土によるかさ上げ式や高架式などを組み合わせた道路構造を解説し、特に岩屋観音などに差し掛かる大岩町から湖西市までの二川地区では、大部分を景観と環境に配慮したトンネル構造にすると説明した。インターチェンジ(IC)は明海南交差点に三河港IC、梅田橋西交差点の西側に豊橋ICを新設する。名豊道路の梅田川河口南側に大崎北ジャンクションを設ける。

 

 質疑応答では、トンネル工事による自然への影響や、豊橋IC設置に伴う交通渋滞について関心が集まった。

 

 市はこの日を含め、説明会を3回開催した。最終回となる4回目は22日午前10時から「ライフポートとよはし」で開く。事前申し込み不要。

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岸侑輝

 1988年生まれ。三重県津市出身。
 地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
 趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
 好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。

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