バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は3日、「秋田ノーザンハピネッツ」と、豊橋市総合体育館で対戦。序盤から激しいディフェンスと勝負どころでの3点シュート(3P)で主導権を握り、85対70で快勝した。連敗を2で止め、今季12勝17敗で西地区9位とした。次戦は4日午後3時5分から。
第1クオーター(Q)は、デイビッド・ヌワバ選手が10得点と活躍。根本大選手もスピードのあるドライブで相手守備陣を抜き去り、レイアップを決めたほか、終盤に3Pを沈め、26対18で終えた。第2Qは湧川颯斗選手の独特のステップからのレイアップ、大浦選手のパスからキャメロン・ジャクソン選手のシュートが決まり、前半を52対37で折り返した。第3Qは大浦颯太選手が3本の3Pを決める活躍で69対51。第4Qは秋田に攻め込まれる場面もあったが、逃げ切った。
大野篤史ヘッドコーチは「スタンダードレベルがしっかり上がってきている選手と、全然上がってきていない選手の差がある。戦術やクラブの規律の理解といったスタンダードが上がらない人間がもっと危機感を持つべきだ」と手厳しかった。
佐々木隆成やヤンテ・メイテン、吉井裕鷹ら主力選手が相次いで離脱する一方、若手選手のプレー時間が増えている。浅井英矢選手について「序盤はびびってしまい、ターンオーバーをしてしまったが、後半はしっかりと足を使ってやるべきことをやっていた。一つのゲームの中でも成長が見えるので、『次は最初からやらないといけないし、君ならできる』と伝えている」と話した。
さらに続けた。「チャンスは与えるが、その回数は一人ひとり違う。若いからずっと続くかもしれないが、もうないかもしれない。『チャンスをつかむかどうかは君たちの責任で、自分の責任ではない。ご飯を食べたければ、どうしたらチャンスをつかめるのか自分で考えなさい』と伝えている。信頼を10個ためていれば、1回のミスでは崩れないが、パフォーマンスが悪ければ失われていく。プロのキャリアの中でリラックスしている時間はない。ご飯を食べたければ、信頼を得るための努力を常にし続けなければならない」と奮起を促した。
大浦選手は若手の成長について「今年は当初から(隆成が)いないと分かっていた状態で、若い選手がポイントガード(PG)をやらなければいけないという今までとは違う状況にある。最初は自分の仕事に迷っていたようだが、最近は颯斗がPGをやる中で、自分のやるべきことが明確になってきて、良くなっている。ポジションによってやるべきことが変わるので、そこを意識することが大切」と話した。
さらに若手選手へのメッセージとして「思い切りやってほしい。経験できることはすごく大きいし、試合に出て得るものは大きい。試合に出て、そのなかで一人ひとりに(自分が)『こうした方がいい』とアドバイスすることで、成長につながっていると思う。ミスをしながらも学んでいるのは、少しずつ成長できている証拠ではないか」と助言した。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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