鳥獣害対策を考える「第3回新城市野生鳥獣フォーラム」が24日、新城文化会館で開かれた。NPO法人「愛猟」(豊田市)の主催、東愛知新聞社など後援。
鹿やイノシシによる農作物被害が深刻化する中で、狩猟や製品加工など現場で活躍する女性にスポットを当てた。
長岡技術科学大学准教授の山本麻希さんは「森林問題におけるシカ対策」と題して講演。ニホンジカの対策について、一定面積あたりに生息する個体数の「生息密度」の把握について「モニタリングしたほうが良いと思う。人口も狩猟する人も減っていることから捕獲効率を上げていくためにも必要だ」と述べた。また、農村の維持も考える「未来里山技術機構」を立ち上げて森林資源の活用に取り組んでいることを報告した。
豊田市の加藤佐和子さんは集落ぐるみで監視などの活動しており「NPOなどの専門家と新たなつながりが生まれてうれしい」と述べた。幸田町の猟友会会員の中嶋早苗さんは「ジビエの普及は魚食普及に似ている。土台作りが必要となる」と話した。装飾品作家の横井弓美子さんは「ジビエレザーは市販品にはない価値がある」と紹介した。
県立新城有教館高校生徒有志「鹿’s(ディアーズ)」は鹿肉ハンバーグレシピを発表した。道の駅「もっくる新城」で26日から期間限定販売するという。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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