バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は11日、「仙台89ERS」と豊橋市総合体育館で対戦し、98対104で惜敗した。豊橋では過去最多の5035人が詰めかけたが、今季2度目の100失点超えを喫した。通算30勝21敗となり、チャンピオンシップ(CS)出場へ一歩後退した。
第1クオーター(Q)は相手の守備に苦しみ、開始4分間は無得点で出遅れた。後半も一時は20点近い差をつけられる苦しい展開となったが、第4Qにデイビッド・ヌワバ選手がチーム最多11得点を挙げて猛追した。ヤンテ・メイテン選手もダブルダブルの活躍を見せ、終盤には4点差まで詰め寄ったが、逆転には届かなかった。
大野篤史ヘッドコーチ(HC)は「殴られてから起き上がって殴り返しに行くのがどれほど大変か。この負け方は受け入れがたい」と切り出した。敗因を「ペースが遅かったし、チームや自分のミスを引きずってマインドをディフェンスに切り替えられなかった。残り30分以上あるのに、ずっとそこに引きずられていた」と指摘した。守備面では、相手のセルジオ・エル・ダーウィッチ選手への対応が誤算となった。大野HCは「レイアップを許しすぎた。3Pやドリブル、ジャンプアップはいいが、リードさせないプランだった」と明かした。実際にはプレッシャーをかけすぎて抜かれ、容易に得点を許した。「相手の特徴を消す駆け引きが少なく、抜かれては頑張った意味がない」と断じた。
CS進出へ後がない。「ギブアップという選択肢はない。最後まで可能性がある間は戦い抜かなければいけない。あすは切り替えてくれることに期待している」と話した。
津屋一球選手は「大事な場面で我慢しきれず、簡単に決められた。日本代表を目指す以上、外国籍選手のドライブを一人で守り切ることは当たり前にならなければならない。きょうは力不足だった」と分析する一方で「自分なりに間合いをつかめたことは自信になった」と収穫も口にした。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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