豊橋市小畷町の「東三河食糧」が展開する豊橋市発の米品種「豊橋1号」(商標名は女神のほほえみ)が、山形県で開催された「第19回あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」のネクスト部門で優秀金賞を受賞した。3日、渡辺俊之社長が豊橋市役所を訪れ、長坂尚登市長に受賞を報告した。
コンテストは機械測定を行わず、審査員の食べ比べのみで日本一を決定する。昨年11月29日に決勝大会があった。ネクスト部門は品種登録から15年以内の新しい品種を対象としており、2018年に市内で初めて品種登録された「豊橋1号」の食味の良さが全国的に評価された形だ。
豊橋1号は、コシヒカリの栽培過程で発見された突然変異種を元にした独自の品種。一般的な米に比べて粒が非常に大きく、程よい甘みともっちりとした粘りがあるのが特長だ。低アミロース米に近い性質を持ち、冷めてもおいしさが損なわれにくくなっている。また、栽培時にもみの先に「のぎ」と呼ばれる長いひげが現れ、出水期には田んぼ一面が銀色に輝くという古代米のような特徴も併せ持つ。
長坂市長は「ここで生まれ、豊橋の名が入った米がこのように評価されたことはとてもうれしい」と語った。
また、受賞を記念して同品種の精米1㌧を市内の子ども食堂へ寄贈する贈呈式も開かれた。寄贈米は「豊橋こども食堂ネットワーク」を通じて市内30カ所へ7~9月に順次配られる。贈呈式に出席したネットワークの山口正慶共同代表は「食材費の高騰や人手の確保などが運営の大きな負担となる中、豊橋で生まれたおいしい米を地域の子どもたちに届けられることは大変心強く、ありがたい」と感謝した。
渡辺代表は、「女神のほほえみ」という商標名には、作る人、食べる人、関わるすべての人が幸せになってほしいとの願いが込められているというエピソードを披露し「地元のおいしい米を食べた子どもたちが幸せになり、将来農業に夢を持ってくれたらうれしい」と笑顔で語った。また女神のほほえみについて「東三河の人の舌に合うと思う。ぜひ一度、食べてほしい」とPRした。
女神のほほえみは豊橋などの米穀店ほか、「道の駅とよはし」でも販売している。
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1988年生まれ。三重県津市出身。
地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。
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