新城市八束穂の道の駅「もっくる新城」は、設楽町田口にあったパン製造販売店「東京ベーカリー」のメニューを復刻させた。8月1~31日に期間限定で販売する。
東京ベーカリーは県立田口高校近くにあったが2002年に閉店した。ピザパン、コロッケパン、焼きそばパンなどの総菜パンを中心に焼きたてで販売し、生徒や住民に長年親しまれていた。
少年時代に店の味に親しんだ道の駅「もっくる新城」の田原直駅長(56)が「もう一度あの味を食べたい」と発案し、プロジェクトを進めた。
すでに設楽町田口の食品スーパー「マルツ」の近藤友樹店長(45)が24年に「ピザパン」を復活させていたことを知り、今春から道の駅の堀井さよりさんが、近藤さんや東京ベーカリーに下宿していた村松有希さんらから聞いて再現に取り組んだ。
今回復刻させるのは、ピザパン、コロッケパン、コーンパン、サンドイッチ、ビスケットに似た「デセール」、高校の寮で人気だった揚げ食パンなど10種類。
7月11日に3度目の試食会が開かれ、東京ベーカリー経営者の妻荒河照美さんも同席。「亡くなった主人もきっと喜んでくれる」と話したという。
販売は、毎日午前9時半から。通常のメニュー数を一部減らして展開する。田原駅長は「高校の同窓生や設楽町出身の人たちに懐かしんでもらいたい」と話した。
購読残数: / 本
浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
週間ランキング
日付で探す