農林水産省がまとめた2025年の市町村別農業産出額(推計)が公表され、田原市が前年比4・8%増の933億6000万円で6年ぶりの首位に返り咲いた。山下政良市長は29日の定例記者会見で「農家の努力で挽回できたことを思うとうれしい」と述べた。
市によると、24年の天候不順による全国的な野菜不足の中、安定した生産でキャベツの価格高騰が金額を押し上げた。20年以降、宮崎県都城市に明け渡した日本一の座を取り戻した。
部門別では、主力の野菜が18%増の367億9000万で茨城県鉾田市に次ぎ2位。中でも特産のキャベツは、全国的な不作と物流を含むコスト高も重なり、一時は平年の3倍近い値上がりを記録した。
全国一を誇る花きは輪菊の低調などで1%減ったが、340億2000万円で2位の浜松市(69億円)を大きく引き離して首位を保った。
市町村別の農業産出額は、都道府県別額に基づき「作物統計調査」「農林業センサス」などの統計を使って品目ごとの割り振りで推計する。
山下市長は「豚熱(CSF)が広がった19年を機に生産が一時的に落ち込んだが、農家の努力で首位に返り咲けたのは悦ばしい。相場変動も増加の一因なので今後の動向を見守りたい」との考えを示した。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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