県は、「モリコロパークde大規模婚活2026」(6月27日、長久手市)の結果を発表した。参加希望者が多く抽選となったが、倍率は6・6倍に達した。
深刻な少子化の主要因とされる未婚化や晩婚化への対策として、20~39歳の県内在住・在勤・在学の独身男女を対象に実施した。参加費は無料。定員は男女各200人だったが、応募者は男性1602人、女性1038人の計2640人に達した。当日の実際の参加者は男性177人、女性196人。体育館などを会場に大規模な交流が行われた。
2023~26年度の4年間にわたる当日アンケート結果を比較すると、参加者の属性や意識の推移にいくつかの特徴的な傾向が見られる。
婚活イベントへの参加経験は、「1回目」の割合が常に過半数を占めている。23年が69%、24年が80%、25年が76%、そして26年が69%。
イベントを知った経緯は変化が生じている。23年は新聞やテレビ、ラジオが最も多く29%を占めていたが、24年は友人や知人が20%、インスタグラムが16%、イベントサイトが15%、新聞やテレビ、ラジオが13%だった。25年は家族や友人、知人が34%、インスタグラムと、チラシやポスターが12%。26年は家族や友人、知人が30%、イベントサイトと、インスタグラムが12%、県ホームページや県広報誌が11%で、従来のマスメディアから口コミやデジタルメディアへと存在感のシフトが進んでいる。
参加のきっかけとしては、26年は行政主催の安心感が最も多い26%を占め、イベント内容への興味が23%で続いたほか、新たに追加された「無料だから」という理由も18%に達しており、参加への大きな後押しになっている。
満足度は、「かなり満足」と「満足」を合わせた合計は、2023年が75%、24年が72%、25年が61%と推移したが、26年は91%へと大幅に上昇した。参加者の感想ではトーク時間や年齢層への要望が見られるものの、自然な会話を促すミッションラリーなどの企画が好意的に受け止められた。
出会いの成果の面では、連絡先の交換または送信リクエストができた割合が、23年の65%、24年の70%、25年の67%、26年の63%と、安定して6割以上を維持している。また、良い出会いがあったとする回答も毎年12~16%存在しており、着実に成果へ結びついている。
今後の参加や他者への推奨は、極めて高い評価が続く。今後も県主催のイベントに参加したいと答えた人は、23年が94%、24年が97%、25年が90%、26年が92%と、いずれの年も9割超。友人らへの推奨も同様に、23年が91%、24年が96%、25年が86%、26年が90%を記録しており、イベント全体の信頼性と質の高さが裏付けられている。
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1967年三重県生まれ。名古屋大学卒業後、毎日新聞社入社。編集デスク、学生新聞編集長を経て2020年退社。同年東愛知新聞入社、こよなく猫を愛し、地域猫活動の普及のための記事を数多く手掛ける。他に先の大戦に詳しい。遠距離通勤中。
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