心のバリアフリー車いす乗車体験

2016/10/26 00:00(公開)
車いす乗車体験
 障害者への理解を深める車いすの乗車体験が25日、豊橋市の私立藤ノ花女子高校であり、生活情報科3年の生徒が車いすでの移動の大変さや介助の難しさを学んだ。
 生活と福祉講座の一環で、今年で19年目。26日も行い同科3年生全170人が体験する。
 東三河人にやさしい街づくりアドバイザーグル ープを講師に迎え、生徒らは学校周辺の道路で車いすに乗る役と介助役に分かれて体験。総合福祉センターあいトピアやさくらピアの館内も乗って回った。
 生徒らは下り坂では後ろ向きにした車いすを慎重に介助したり、段差の多い公道に悪戦苦闘。
 「トイレの手すりが邪魔」「エレベーターと床の間の隙間にタイヤが挟まり怖かった」などと感想を言い合った。
 まとめでは「困っている人に声をかける勇気が必要」と心のバリアフリ ーの重要性を挙げた。

PC:車いすの乗車体験をする生徒ら=豊橋市内で
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