チェオ&ダビッドのデュオコンサート開催

2016/11/02 00:00(公開)
ポスターを手に来場を呼び掛ける大塚会長(右下)らプエンテリコ・ベネズエラの皆さん=東愛知新聞社で
 南米ベネズエラと豊橋市との交流を推進する市民団体、プエンテリコ・ベネズエラ(大塚昌代会長)は13日午後4時から穂の国とよはし芸術劇場主ホールで、民族楽器クアトロを兄弟で奏でる「チェオ&ダビッド・ウルタード デュオ」のコンサートを開く。同団体の設立10周年を記念する企画。駐日ベネズエラ・ボリバル共和国大使館との共催、豊橋市国際交流協会など後援。
 チェオ(弟)ダビッドの2人はベネズエラの音楽一家に生まれ、ビッグ・バンドのミュージシャンで作曲家としても有名だった父にクアトロ(4弦ギター)の手ほどきを受け、卓越した技巧を身につけた。1982年から世界各国でコンサートを開き、日本にも90年以降数回訪れている。南米の“三味線”にも例えられる、どこか哀愁を帯びたクアトロの音色に、大ファンになった日本人は多いという。今回は、11月8日に姫路市をスタートするジャパンツアーの一環で、東海地区では唯一豊橋が選ばれた。地元ラテン音楽ファン垂涎(ぜん)のコンサートだ。
 「音楽を通じて豊橋とベネズエラの絆(きずな)が一層強まることを願っています」と大塚会長。プエンテリコ・ベネズエラは、2005年の愛知万博でベネズエラが豊橋市のフレンドシップ国だったことから、万博終了後も交流を続けようと発足。これまで、ほぼ毎年秋、ベネズエラ出身の演奏家によるコンサートを同市内で続けている。今回も駐日ベネズエラ・ボリバル共和国大使が会場を訪れ、ステージで市民への友好メッセージを取り次ぐという。
 入場料1500円(全席自由)。チケットはプラットチケットセンター、豊橋市国際交流協会、オリエント楽器豊橋店、ほの国百貨店6階プレイガイドで扱っている。問い合わせは同団体事務局(佐藤さん090・1231・4986)まで。
(藤田彰彦)
クアトロの巨匠、チェオ・ウルタードさん㊧と兄ダビッドさん
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