東三河森林活用協議会の設立総会

2016/11/16 00:01(公開)
森林資源の有効活用を目的に設立した協議会=設楽町役場で
 奥三河地方にある森林資源の有効利用を考えていく「東三河森林活用協議会」の設立総会が15日、設楽町役場であった。同町と国交省設楽ダム対策工事事務所、林業の関係業者、金融機関の26団体が加盟して発足。木材利用だけでなく森林での親子向け活動、樹木の枝葉を利用した製品開発を行っていく。
 町内に建設される設楽ダム工事に関連して切り倒される樹木や、ダム建設地以外の町民が所有する山林の樹木を有効活用していくのが目的。当面は町内の森林を対象に行っていくが、山林所有者が多い東栄町、豊根村、新城市などもエリアに広げていく。豊川(とよがわ)の下流域の豊橋、豊川、蒲郡、田原の各市にも加盟を呼びかけるという。
 活動では建築用材としての価値を高めたり、木材チップの製造を行って設楽町の公共施設で活用、森林でのきこり体験など親子向けの講座開催をしていく。また付加価値を向上させていくため、枝や葉を使ったエッセンシャルオイルの開発などを行っていく。
 総会では役員を選出し、会長に設楽町公共施設管理協会の松下好延氏が就任。松下会長は「林業など産業活性化につながれば」とあいさつした。
(安藤聡)
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