豊橋署の新人警察官が大活躍

2016/12/09 00:00(公開)
大活躍した新人警察官新田巡査=豊橋署で
 豊橋署の新人警察官、新田恭之巡査(23)が大活躍している。独り立ちしてすぐの10、11月に職務質問で5人を検挙、新人では異例の数だ。新田巡査は「地域の安全をしっかり守れる警察官になれるように努力していきたい」と前を見据えた。
 警察学校や署での実習を経て今年7月、巡回など1人で行えるようになった新田巡査。 
 独り立ちから3カ月後の10月初旬、万引きした高齢者の男性を窃盗で初めて検挙した。新田巡査がバイクで市内をパトロールしていると、前から来た自転車の男性が道を突然変えた。不審に思った新田巡査は声をかけ、荷物検査したところ、男性のポケットから盗んだ衣料品が出てきた。「1人で初めて行う検挙だったので緊張したがうれしかった。少し自信が出た」と振り返る。
 その約2週間後、先輩の巡査部長と共に車内にナイフを隠していた高齢者の男性を銃刀法違反で、11月にはパチンコ店からおしぼりを大量に盗んだ男性などを検挙し、10月2件、11月3件という異例の数字を出した。
 職質の意図は犯罪の未然防止にあり、検挙につながるのは通常1カ月で1~2人という。10、11月の2カ月間は県警の職務質問強化月間及び準備期間となっているが、検挙数5人は新田巡査が所属する地域課第三係50人のうちでも最も多かった。
 同係の鈴木庸介警部(40)は「市民の人の協力があってこそ。感謝の気持ちを忘れず、今後も警察活動を続けてほしい」とエールを送る。
 新田さんは「法律の知識や、職質中に相手から聞き出す技術はまだまだ」と語り、気を締めていた。
(飯塚雪)
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