豊川市が高規格救急車6台体制へ

2016/12/14 00:01(公開)
本署に追加配備される高規格救急車
 豊川市は13日、来年1月1日から豊川市消防署本署(諏訪3)に高規格救急自動車1台を増車し、市内全署で6台体制の運用をスタートすると発表した。救急車の到着時間を1秒でも早め、市民の生命を守る。
 救急救命士による高度な処置ができる資機材を積載し、患者に走行時の振動を与えないように緩衝処置なども施された高規格救急車は、豊川市では本署、東分署(大堀町)、西分署(御油町)、南分署(御津町)、一宮出張所(一宮町)の5カ所に1台ずつ配備されている。
 しかし、救急車の出動件数が、2010年度の6297件から昨年度は7089件と増えており、平均到着時間も同様に8・4分から8・9分へと遅くなっている。今年度も11月末時点で出動件数は6675件で、前年の同時期に比べて190件も多い。5台すべてが同時に出場するケースもあり、新たな救急事案に迅速に対応できない時もある。
 GPS機能を活用した救急車の出動割合は、昨年度で本署が30・3%、東分署が23・2%、西分署が20・8%、南分署が16・6%、一宮出張所が9・1%となっており、最も高い市中心部の本署に1台の追加配備を決定した。市消防本部は「平均到着時間を毎年0・1分でも縮めていければ」と話している。
(由本裕貴)
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