大西・豊橋技科大学長が今年の抱負

2017/01/18 00:00(公開)
今年の抱負を述べる大西学長=豊橋技術科学大学で
 豊橋技術科学大学の大西隆学長が17日、新年最初の定例記者会見にあたり今年の抱負を述べ、引き続き国際化や産学・社会連携に力を入れる考えを示した。
 昨年迎えた開学40周年記念事業について「思い出深い事業ができた」とし、記念事業募金は目標の1億5000万円を上回る約2億5000万円が集まったという。内訳は一般から約9500万円、40周年を記念した共同研究の約1億5500万円で「地域の皆さんに感謝したい」と述べた。進行中の図書館改修、運動施設拡充、教育研究などに活用する。
 国際化では、世界で活躍できる技術科学人材の養成を目指すスーパーグローバル大学創生支援事業として多文化共生・グローバルキャンパスの実現を目指す。3月には日本人学生と外国人留学生が共に生活するシェアハウス型の学生宿舎の第1期が完成。「日常的に異文化交流ができる」と期待を込めて話した。
 産学・社会連携では、昨年春に立ち上げた国内外の研究機関や企業と効果的な融合研究を進めるための技術科学イノベーション研究機構と、地域の自治体や企業と連携し、社会人向け実践教育プログラムの開発などを行う社会連携推進センターの事業を推進する。
 大西学長は「本学が基礎的な研究を進め、それを目に見える形にするため連携し、大学の研究を社会に貢献させていきたい」と話した。
(中村晋也)
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