蒲郡市生命の海科学館で加速器研究展

2017/01/20 00:00(公開)
研究施設内を思わせるような展示会場=蒲郡市生命の海科学館で
 宇宙の謎に迫る最新型の加速器を用いた研究活動を紹介する「サイエンス+アート」展が、蒲郡市生命の海科学館で開かれている。大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)にある装置を解説している。2月26日まで。
 加速器は研究機構の敷地内に直径1㌔、全周囲3㌔で円形型。昨年2月に試験運転を開始。人工的に宇宙の始まりに似た状態をつくりだし、素粒子同士を衝突させて、未知の素粒子や力の性質を研究する。
 企画展では研究所内の施設を撮影した等身大のものや、「物質と生命の本質に迫る」として研究に用いられる技術、データを写真パネルで計27点を展示している。
 ほかにも装置を巨大な顕微鏡に応用してタンパク質の構造を研究する活動も紹介している。
 部品は町工場などで製造されたものもあり、山中敦子館長は「世界最先端の研究施設と活動の一端を知ってください」と話している。
(安藤聡)
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