三河信組と合併、県中央信組スタート

2017/01/24 00:00(公開)
テープカットする(右から)杉本理事長、稲葉市長、小池会頭、田中則男理事=蒲郡市神明町で
 愛知県中央信用組合(碧南市)と三河信用組合(蒲郡市神明町)が合併し、23日、「愛知県中央信用組合」として業務が始まった。前三河信用組合本店の蒲郡支店でセレモニーが行われ、杉本泰伸理事長らがテープカットして産業発展に努めていくことを誓いあった。
 セレモニーは午前8時半から行われ、杉本理事長は「しっかりと根を張って、地域に必要とされる金融機関となるよう努めていきたい」とあいさつ。蒲郡市の稲葉正吉市長と蒲郡商工会議所の小池高弘会頭は「中小企業に寄り添って地域経済の発展に努めてほしい」と祝辞を述べた。
 両信用組合は営業エリアが隣接しているため規模拡大により、一層の収益力向上を目指していく狙いで合併。愛知県中央信用組合が存続信用組合となった。本店・本部は碧南市栄町。計19店舗となり、預金残高は約1800億円。地域信用組合では県内最大となった。
 蒲郡市内の旧三河信用組合店舗では「けんしん」の看板が設置されている。
(安藤聡)
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