山脇豊川市長「平和公園は18年夏の開園も」

2017/02/02 00:00(公開)
平和公園の開園時期について見通しを示した山脇市長=いかまい館で
 豊川ライオンズクラブ(豊田喜一会長)と豊川中LC(豊田拓男会長)による合同例会が1日、豊川市上長山町の市福祉センターいかまい館で開かれた。山脇実市長が講話し、整備中の平和公園(仮称)を2018(平成30)年の夏に開園する意向を示した。
 市は穂ノ原3の豊川海軍工廠(しょう)跡地にある名古屋大学宇宙地球環境研究所豊川分室の敷地のうち、約3㌶で工事中。施設自体は18年度初頭の完成を見込むが、山脇市長は「何とか来年の夏頃までに開園を目指したい」と発言。1945(昭和20)年に米軍の空襲があった8月7日に合わせて開園される可能性も出てきた。
 園内では防空壕(ごう)や火薬庫などの遺構保存や交流施設などを通し、2500人以上が亡くなった悲劇を後世に伝える。山脇市長は「大勢の人が亡くなり、貴重な戦争遺産が残っている。過去を忘れず、未来に向けて頑張っていくものにしたい」と改めて意欲を語った。
 この他、中学校から優先的に始める全小中学校の普通教室へのエアコン設置や、待機児童対策も紹介。市民病院については、移転後は医師が増えた一方で、若い研修医が多いことから「もっと医療技術を上げて、市民に喜ばれ、安心できる病院にしていきたい」と話した。
(由本裕貴)
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

藤城建設 虹の森 光生会 蒲郡信用金庫 住まいLOVE不動産 さわらび会 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国