今年度の豊川市観光まちづくりボランティア講座開始で歴史遺産巡る

2017/02/05 00:00(公開)
小笠原さん㊧の案内で、御油の松並木を歩く受講者ら=豊川市御油町で
 豊川市による今年度最初の観光まちづくりボランティア講座が4日、御油町などで行われた。若者から年配まで14人が受講。3月までの全4回で、市民に地元の観光資源への愛着を持ってもらい、来訪者に案内できるボランティアガイドの育成も図る。
 今年度第1回目は、旧東海道の宿場町など御油の歴史がテーマ。町内在住で、7年前からボランティアガイドとして観光客を案内する小笠原昭二さん(74)が講師を務め、歴史遺産を巡った。
 一行は国の天然記念物に指定されている「御油の松並木」をはじめ、松並木資料館や、隣の赤坂町の関川神社などを歩き、小笠原さんから見どころや歴史的な逸話を聞いた。
 「まちおこしの一環で、多くの人に御油に来てほしいと思って活動を始めた」と小笠原さん。万葉集の記録などを例に「東海道には本当にいろんな話があるから面白い」と熱く語り、案内時に着る江戸時代の旅人の衣装についても「当時の人の格好をしないとできないと思った」と説明した。
 今年で3回目の参加となる市内在住の会社員・宇田千葵(かずき)さん(20)は「地元に住んでいても知らないことがたくさんある。もともとボランティアに関心があるが、歴史にも興味が湧いてきた」と話した。
 今後は今月18日に砥鹿神社、25日に赤塚山公園でも同様の講座を行い、3月4日にグループワークやまとめを予定。中学生以上を対象に受講者を募集中。
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