華道家の假屋崎さんが講演と生け花実演

2017/02/06 00:00(公開)
四つの作品を生けながら講演した假屋崎さん=アイプラザ豊橋で
 障害者施設などを運営する社会福祉法人さくら(豊橋市西幸町、疋田容章理事長)の創立3周年を記念した特別講演会が5日、豊橋市のアイプラザ豊橋で開かれ、華道家・假屋崎省吾さんが生け花の実演をしながら花のある生活のすばらしさなどを紹介した。
 演題は「花からはじまるライフスタイル、花は心のビタミンです」。假屋崎さんは、集まった女性ら約800人を前に四つの作品を仕立てながら話した。
 さくら3周年を祝って桜をメインにした大胆な作品や、バラなどを使った紅白のもの、2月の花・梅と黄色のチューリップを組み合わせた作品などを手際よく生けた。
 色の説明や花にまつわる思い出などを語った假屋崎さん。「おもてなしの気持ちで玄関、洗面所、枕元などに工夫を凝らして花を生けてみて」と勧め、トルコで開催された室内展示で金賞を受賞したことに触れ「世界で認められるのはうれしい。花は日本文化特有ですばらしい文化。身近にたぐり寄せ、息吹を感じて生活の中で楽しむことが大切」と話した。
 「愛情運などに欠かせないのはピンク色。家庭不和などが起きてしまうので、日常でお使いになって」「赤色はエネルギー。インナーに用いると運気抜群」などと假屋崎節も披露し、会場の笑いを誘った。
 最後に「花は皆さんにエネルギーを放出して枯れる。元気だともらわなくていいから、花が長持ちする。花は健康のバロメーター」と話した。
 この日は、假屋崎さんのほか、ヒューマンヘルスケア研究所(仙台市)の代表を務める中村裕子さんが、最新の脳科学理論に基づく障害者との接し方などについても話した。
(中村晋也)
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