ワーゲンが豊橋市に最新電気自動車2台を無償貸与

2017/02/17 00:00(公開)
ゴルフGTEを背に笑顔のシェア代表㊧と佐原市長=豊橋市役所で
 大手自動車メーカーで、豊橋市に本社を置くフォルクスワーゲン・グループ・ジャパン(ティル・シェア代表取締役)が、豊橋市に最新型ハイブリッド電気自動車2台を無償で貸与し、16日に市役所市民広場で車両の引き渡し式が行われた。自動車メーカーによる自治体への無償貸与は国内でも初めてという。
 貸与されるのは一昨年9月に発売されたプラグインハイブリッド車の「ゴルフGTE」で5人乗り。白色で、フロントやサイドに豊橋市のマークや車名などが英語で記載されている
 駆動用バッテリーは外部から充電できるリチウムイオンバッテリーを採用。約2時間半の充電で、電気モーターだけで最長約53㌔走行できる。まずは6カ月間の貸与で、公用車として市職員が市内での公務に使用する。佐原光一市長は「環境や安全などさまざまな面でまちの誇りになる。安全で効率よく、しっかりと仕事をしていきたい」と約束した。
 同社は1992(平成4)年に本社を東京都港区から豊橋市に移転。世界最大級の自動車専用船が接岸できるふ頭や整備工場を備えた豊橋港の豊橋インポートセンターでは、ゴルフなど累計台数120万台以上を陸揚げしている。
 企業市民としての地元自治体への貢献活動の一環で、シェア代表は「日々の業務が効率的になり、運転が楽しくなってくれれば。もし佐原市長が運転席に乗っている姿を見れたら光栄」と話し、笑いを誘った。
(由本裕貴)
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