豊川市議会一般質問で文化会館や保育園再編明らかに

2017/03/03 00:00(公開)
市が買収し、新たな文化施設などの整備計画案がある日立ターミナルメカトロニクス豊川事業所跡地=豊川市八幡町で
 豊川市議会は2日再開、引き続き市議4人による一般質問が行われ、終了した。市は文化会館や保育園について新たな再編方針を明かした。
 安間寛子氏(共産)は、老朽化した文化会館などの公共施設の再編計画について質問。市は八幡町の日立関連事業所跡地を買収し、文化・交流・福祉の公共施設を新設する案を持つが、昨年8月策定の「豊川市公共施設等総合管理計画」に基づき、築38年の文化会館(代田町)と築20年以上の御津文化会館(ハートフルホール)、小坂井文化会館(フロイデンホール)については大規模改修や設備更新を行わず、新たな文化施設の建設に合わせて廃止する方針を示した。
 音羽文化ホール(ウィンディアホール)は築18年と比較的新しいことから、市民部の鈴木一寛部長は「予防保全を図り長寿命化をしていくが、文化施設としての機能は、新たな文化施設の建設と同時にそのあり方を見直す必要がある」と答弁。民間には売却せず、講演会や住民説明会の利用は続けていくとした。
 また、現在は市本庁舎だけにある期日前投票所について、2019(平成31)年2月に予定される県知事選から一宮、音羽、御津、小坂井の旧宝飯郡4町にも増設する方針も示した。
 小林琢生氏(清風会)は保育園の課題や対策について質問。市は、旧音羽地区の赤坂、長沢保育園を統合し、長沢町向谷の旧東海道に面した敷地(約2500平方㍍)に新たな園舎を建設するとした。保護者・住民説明会で不安の声が上がっている駐車場の狭さなどの対策を進め、同じく統合計画が進む一宮西部、大木保育園と同様、最短で2020年度から新たな園舎での通園を見込む。
(由本裕貴)
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