広域でのごみ処理体制を考える東三河地域広域化ブロック会議は、新城市と北設楽郡など5市町村をエリアに整備する用地を、新城市日吉の「新城市クリーンセンター」に決めた。今後は焼却施設を新たに建てるのか、現施設を改修するのかを比較し、方針を決める。
ブロック会議は豊川市、蒲郡市、新城市、北設楽郡3町村、長野県根羽村の7市町村で構成。可燃ごみ処理の広域化を「豊川市・蒲郡市」と、「新城市・北設地区」のエリアに分けて考えている。
新城市と北設地区では今年度、整備候補地の選定を進めていた。市クリーンセンター用地としたのは、地元の塩沢区の了承を得ていること▽県道豊橋乗本線など道路アクセスが良いこと―から判断したという。
今後、用地の測量などの調査を進める。新城市は市議会12月定例会に予算として2755万円を計上した。財源は市負担2297万円、他の4町村負担計458万円。
ブロック会議は「ごみ処理施設整備基本構想」を2027年度に策定するという。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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