定年間近 最後の寸劇

2017/03/08 00:00(公開)
「稲川じゅんじい」役で交通事故の危険性を訴える北原さん=蒲郡市老人福祉センターで
 豊川署の交通課警部補で、今月いっぱいで定年退職を迎える北原靖夫さん(60)が7日、最後の寸劇を演じて交通事故撲滅を訴えた。
 蒲郡市老人福祉センターで開かれた豊川市大木町の老人クラブ・大木若松会(林克弘会長)の集会で交通安全寸劇に出演。だてメガネや口ひげで「稲川じゅんじい」に変装し、ゆるキャラ・いなりんや署員らと、笑いも交えながら交通事故の恐ろしさを呼びかけた。
 道路交通法の改正で75歳以上には認知機能検査が課せられる他、高齢者ドライバーが運転免許証を自主返納することで交付される「運転経歴証明書」によって加盟店舗で特典が受けられることも紹介。「かばんの中に入れていても光らないですぞ」と反射材の着用も訴えた。
 42年間の警察人生で、大半は交通関係の任務にあたってきた。2013(平成25)年2月に豊川署に着任直後、御津町で起きた女性高齢者の死亡事故も胸に残り、寸劇などインパクトのある交通安全教育に取り組んできた。
 定年後も東三河運転免許センターの職員として、啓発を続ける。「一人でも多くの方が被害者や加害者にならないように、交通ルールを思い出してもらい、外出すると危ないということを伝えていきたい」。
(由本裕貴)
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