蒲郡市教育委員会は2027年4月から、中学校の新制服としてブレザーを導入する。市教委や市中学校校長会などでつくる「市中学校新制服準備委員会」は、今年2月から生徒と一緒にデザインなどを検討している。
市教委は昨年、市内の児童や保護者に対し、今の制服のセーラー服や学生服について思うことをアンケートで調べた。「見直してほしい」などの意見が多く寄せられ、ブレザーを導入することになった。
準備委員会は「子どもの意見を大切にしたい」と、市内の各校で選ばれた代表生徒7人のアイデアを取り入れることにした。デザインや素材、ボタンについて学校ごとにするか、市内統一にするかをまとめてきた。
12日、市民会館ではブレザー、スラックス、スカートの色を決めたほか、インナーについて話し合った。市立中部中学校の千賀南さんは「将来、入学した子が、楽しい学校生活が送れるような制服にしたい」と話した。
今後は、意見を取り入れた新制服のサンプルが11月中旬に完成する。小中学生と保護者、教職員が気に入ったものに投票し、12月上旬頃に決定する。来年の秋冬頃から購入できるようにする。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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