豊橋の桜丘高から5競技48人が全国大会出場

2017/03/16 00:00(公開)
全国大会で健闘を誓う、ダンス部キャプテンの梅澤さん(最前列左から3人目)ら桜丘高選手たち=東愛知新聞社で
 桜丘高校は25~28日の全国高校選抜卓球大会(大阪市中央体育館)を皮切りに、4月23日のDANCE @LIVE2017 JAPAN FINAL(両国国技館)にかけて開かれる5競技の全国大会へ、選手計48人を派遣する。これを前に代表生徒15人が15日、満田稔学園理事長、野木森孝充卓球部監督とともに東愛知新聞社を訪れ、“ひのき舞台”での健闘を誓った。
 出場する種目は、卓球女子団体▽剣道男女団体▽自転車男女個人▽日本拳法男女団体・個人▽ダンス女子団体。うち卓球部の女子キャプテン澤田帆乃可さん(2年)、男子剣道部主将の小柴直樹君(同)・女子の永安未侑さん(同)、自転車部の鈴木樹里さん(同)、日本拳法部男子主将の森田富美也君(同)女子主将の竹原侑利さん(同)、ダンス部キャプテン梅澤雅さん(同)が、それぞれ抱負を述べた。
 卓球部の女子は選抜大会2回連続出場。昨年は予選リーグ敗退という苦杯をなめている。全国から計56チームが参戦する大舞台で、澤田キャプテンは「まず予選リーグを突破し、ベスト8入りを果たしたい」と意気込みを示した。
 男子剣道部は全国大会の常連だが、昨年の選抜では予選敗退とふるわなかった。小柴主将は、その借りを返すように「先輩の分まで頑張ります」。全国選抜で初出場の女子は、エースの永安さんが「明るく元気よく、桜丘らしい剣道で全国制覇をめざします」と語った。
 自転車部はスプリント、スクラッチ、ケイリンなど7種目に、男女5選手が出場する。うち鈴木さんはロードレース、500㍍タイムトライアル、ケイリンの3種目に挑戦し、卒業後「競輪選手になる」というのが目標だ。昨年同大会のケイリン6位から、今年は「優勝したい」とキッパリ。
 日本拳法部は男女計12人を送り込む。森田主将は「昨年は団体、個人ともに初戦で負けてしまった。今年は団体も個人も優勝したい」と、リベンジに燃える。竹原主将も「優勝を狙います」と声をそろえた。また3年連続出場となるダンス部は、昨年の準優勝を上回る成績にチャレンジする。今回は1年生も含む9人で、1980年代ヒットメドレーに乗って、3分間近いヒップホップダンスを披露。「意識を高く持って踊ります」と、梅澤キャプテンは笑顔で話していた。
(藤田彰彦)
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