「奥三河の良さ」伝え方を助言

2017/03/17 00:01(公開)
奥三河地方の観光交流について語るパネリストたち=新城市能登瀬で
 新城市、設楽、東栄の両町、豊根村の4市町村の観光を考える「奥三河観光まちづくりフォーラム」(県主催)が16日、同市能登瀬の旅館湯の風HAZUで開かれた。「外から見た奥三河」をテーマに観光交流や取材活動をする県内外の4人が意見交換。観光客の目線に立つことや来訪者に奥三河の良さの伝え方をアドバイスした。
 地元からは気づきにくい奥三河地域の魅力を再発見し、今後の観光施策につなげようと企画。4市町村の観光関係者ら60人が参加した。
 観光客の受け入れ態勢について名古屋市内で着地型観光プログラムを開発する会社社長の田尾大介さんは「訪日外国人や日本国内の旅行者はその土地ならではの文化や歴史を知りたいと思っている。相手の目線でメガネをかけ変えた時を想像することが大事」と語った。
 奈良県東吉野村に移住して交流型オフィスを開設運営する坂本大祐さんは、運営後2年で9組18人の移住したことを報告し、「地元では外から受け入れようとする気構えと橋渡し役が必要となる」とアドバイスした。
 ラジオパーソナリティーのイレーネさんは毎年のように花祭を訪れるなど奥三河地方の良さを発信。「女性を中心にリピーターが増えている」と伝えた。
 奥三河地域で取材活動をした雑誌「自遊人」副編集長の西澤亮さんは「新東名が開通してこの地域は名古屋から近くなり、ポテンシャルが高まった。産品や体験プログラムなどの良さを特化させてどう伝えていくのか大事なのでは」と指摘した。
(安藤聡)
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